Perlとは、Practical Extraction and Report Language(実用的抽出報告用言語)の略で、Cのような文法構造を持ちながら、BASICのような手軽さでプログラミングを行うことができます。 また、Perlにはハッシュ(連想配列)や正規表現などの機能が言語に組み込まれています。 さらに、変数には型という概念が無く、整数・実数・文字列はすべて変数(スカラー変数)をもって共通して扱うことができます。
CGI(Common Gateway Interface)では、そのスクリプトにPerlが用いられることが多いようですが、これは前述のような言語の機能に加え、文字列処理が容易であることがその大きな理由であると思います。
現在、Perlの最新バージョンは5で、オブジェクト指向など近代的な概念が組み込まれています。 WindowsではPerlが組み込まれていないので、何らかの方法で入手しなければなりません。 といっても、フリーで入手することができます。 Windowsで動作するPerlには、米国ActiveState社のActivePerlがあります。
「Download」からインストーラ型のファイルがダウンロードできるので、後はそのままセットアップするだけです。 途中環境変数の登録を確認するダイアログが出たかどうかは忘れてしまいましたが、そのようなダイアログが出たら登録しておいた方がいいと思います。 これ以下の文章では、登録されていることを前提にしています。
まずは、基本中の基本である「Hello, world!」表示プログラムをPerlで作ってみましょう。 メモ帳などのテキストエディタで次のプログラムを記述します。
#!C:\Perl\bin\Perl.exe # メッセージを表示します print "Hello, Perl world!\n";
続いて、このプログラムを適当な名前、ここではHelloWorld.plとして保存します。 保存したら、コマンドプロンプトで次のように入力します。 (この例ではHelloWorld.plはE:\に保存されているものとします)
E:\>perl HelloWorld.pl
すると、このように表示されるはずです。
Hello, Perl world!
これで最初のPerlプログラムが無事完成しました。
それでは、先ほどの「HelloWorld」プログラムをもってPerlの文法の基本的な所を見ていきたいと思います。
#!C:\Perl\bin\Perl.exe # メッセージを表示します print "Hello, Perl world!\n";
一行目はPerlプログラムを実行するファイルを指定しています。 Windows上では、これが無くても動作しますが、CGIなどではこのようにしなければなりません。 Perlの文法を要約すると次のようになります。
そのほか、ここでは出てきませんでしたが、
なども文法上重要です。 次のプログラムは変数$aの値が1かそうでないかで表示するメッセージを変えるものです。 if文や、変数の記述方法などに注目してください。
#!C:\Perl\bin\Perl.exe $a = 1; if ( $a == 1 ) { print "変数の値は1です\n"; } else { print "変数の値は1ではありません\n"; }
変数の値は1です